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日本ラグビーフットボール協会
ラグビー日本代表 記者会見ブース
『無東西』
Tokyo, JAPAN 

 

​NO-SIDE

ラグビーの聖地”秩父宮ラグビー場”に設置された、ラグビー日本代表の記者会見ブースです。

元神戸製鋼のラガーマンである杉本慎治氏率いる(仮称)チーム杉本が展開する『京・和室』という名の組立式ポータブル和室です。佐藤達郎デザイン事務所はデザインでの参画です。

2016年11月5日(土)に秩父宮ラグビー場で開催されるテストマッチ「日本代表vsアルゼンチン代表」の記者会見ブースとして使用されました

2019年ラグビーワールドカップを「日本らしく成功させる」というテーマを掲げた日本ラグビー協会様の新たなチャレンジでもあります。

このプロジェクトは、”ノーサイドの精神を日本へ、世界へ”という日本ラグビー協会様の思いと、”日本文化と和の建築を世界に広めたい”というチーム杉本の思いが重なり、ノーサイドの精神が込められた和の空間で、世界中の代表チームとマスコミの方々をお迎えしおもてなしするという、ホスピタリティ溢れるコンセプトに至りました。デザイン的には、ラグビー日本代表を支えるスポンサー企業様のスポンサーボード、伝統的な和室、そしてラグビーをどの様に融合させるか?という点がポイントで、大人3人でわずか20分弱で容易に組み立てる事ができ、さらに、各国の代表チームをイメージして、色やデザインを変えることもできます。

名前は『無東西ブース』。敵も味方もない、西も東もないというノーサイドの精神からきています。スーダンのハルツーム大学で川原尚行氏が率いるロシナンテスと作らせて頂いたジャパンセンター『無東西』から名前を拝受し、同じく、清水寺の森清範貫主様の書もそのまま襖に揮毫されています。

completion : 2016

location : Tokyo, JAPAN

scale : 10 sqm

service : japanese style room

client : Japan Rugby Football Union

collaborator : Shinji Sugimoto

construction : Sugimoto Koumuten

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